一般的な売却の流れ

ご自宅を売ろうと考えた時に一体どうやって売ればいいのか？？と悩まれている方が多い様に感じます。
そこで、一般的な売却の流れをご説明させて頂きます。

まずは売却のご相談です。
電話・FAX・メール・直接のご来店等々お好きな方法でご相談下さいませ。

お客様のご自宅の状況を確認させて頂きます。
当たり前の話ですが、中を拝見しなければ正確な査定が出来ません。
お客様の大切な財産のアピールポイントを１つ１つ探して参ります。

ご自宅の状況・ローンの残債状況・近隣戸建・マンションの価格帯・公示価　等々複合的に判断し売却価格のご提案を致します。
その価格にご納得頂ければ、売却活動を開始する為に媒介契約を結びます。
主な媒介契約の形態は3つありますが、自分の希望する売却方法などを踏まえて、どの契約を結ぶか決定しましょう。
 

媒介契約の種類についてはコチラから

金額や売り出し方法等について決めた後に、ご希望に沿った方法で物件の情報を公開します。
まずは、レインズ（不動産流通標準情報システム）に登録し、全国の不動産業者（利用会員＝東日本：6万5千社、中部：1万6千社、近畿：2万7千5百社、西日本：2万5千社）に情報を公開する事で、１日でも早い締結を目指します。

その他にも、suumo、アットホーム等のポータルサイト、自社ホームページ、ポスティング広告等でも情報を公開したり、オープンルームを行ったりもします。
こうした活動内容についても、売主様と取り決めた方法で定期的に報告致します。 
 
 

売り出し活動の結果、購入希望者が現れましたら、購入申込が入ります。
その際に、条件の交渉が入る事が多いです。
価格の条件が最も重要かと思いますが、その他の条件についても、譲れる点と譲れない点を明確にして、交渉を進めましょう。

売買契約を結ぶ前に、物件に関する情報をできるだけ正確に購入希望者へ提供します。
特に、契約締結後のトラブルを防止するためには、物件に不具合や欠陥など（契約では「瑕疵（かし）」といいます）がある場合には、誠実に購入希望者に伝えることが大切です。
これら契約を交わす上で必要且つ重要な項目を「重要事項説明」という制度に基づく詳細な物件説明を行います。

諸条件・重要事項説明に合意したら、購入希望者と売買契約を結びます。
この時に、手付金（契約金）を受け取ることになります。
重要事項説明と同様、締結後にトラブルが無い様に売買についての大切な事項（約束事、取決事等）を記載した契約書を用いて売買契約を結びます。
しっかりと契約内容を確認しましょう。

引き渡し手続きでは、売買代金を受領するのと同時に、管理費や固定資産税等の精算、登記申請（抵当権抹消、所有権の移転等）を行います。
細かな設備・備品等の取り扱いなどについても、十分に確認をしましょう。
また、引き渡した後の税務申告などの手続きも漏れのないよう気をつけましょう。